どうも、本日、五時間立ちっぱで、足パーンしてしまいそうな管理人・葵です。
何してたのか、というと…友人二人と一緒に絵の展覧会に行っていたんですね、兵庫まで。
『男鹿和雄展』という、ジブリ映画の背景画等で活躍されている方の展覧会へ行きました。
色々な意味で、凄かったですね。
待ち時間が160分って……お前、USJのアトラクションか!!とかなりましたよ。
駅で前売りを買っていなければ、チケットを買う列にそこから並ぶ所でした。
休日なだけあって、人が半端なく多い。
まず、親子連れが多い。
……いや、確かにスタジオジブリといえば子供好きですけど、今回のメインはあくまでも背景画ですよ、分かってますか?
待ち時間長すぎて、子供めちゃくちゃ暇持て余してるじゃないですか…ゲームの方に夢中じゃないですか……っていうか叫ぶな!走り回るな、うっとおしい!!
そして次に、カップルも多い。
待ち時間にイチャつくわ、館内で絵を観覧しつつもなんか的外れな事言ってるわ……聞いていてイライラするんですよ!!
何なんですか?話のネタになりそうだから、来てるんですか?
一応とはいえ、自分も元々は絵師だった人間なのです……こういう絵画展ではまじまじと見てしまう性質なので、結構通行の邪魔になる事は必須。
だからと言ってね、私の後ろに並んでいたおじさん。
「こういう場所で困るのは、図体がでかくて動かない人間なんだよな」なんて、聞えよがしに言うの、止めてもらえます?私だけじゃないんですよ、私以前の人から列詰まってるの分かってるでしょう?
確かに、私は貴方よりも背が高かったですけれどね!!
奥さんにだって言われてたでしょう「体大きな人は、別に好きで大きくなったわけじゃないし」って!!
本当にその通りですからね!!
他にも、色々とイライラさせられたシーンもあるんですが……まあ、そんな心のイライラすらも消し飛ばしてくれるくらいに、『男鹿展』は良かったです。
あんなにも近くで、アニメのセル画なんて見れる機会も少ないので、本当にまじまじと見てしまいました。
しかし…やっぱり、スタジオジブリ関係の方ですからね……本当に、これが人の手で描かれたのか!?と思うようなくらい、繊細で細かい…それでも、人物を引き立たせる為に工夫されたタッチで描かれた作品ばかりなんですよね。
っていうか、雲とか靄とか光と影の加減とか、そういうのが半端ないのです、アレが本当に水彩なのか?と疑いたくなる位です。
少し引いて見たら、完全に写真にしか見えなくなる作品ですら、全て手描きなんだとかで…人の手で、こんな事までできてしまうものなのか!!と感動しました。
近くで見ないと気づけないくらい、本当に細かい所まで描かれているんですね…あの背景は。
ちょっと日本の古民家の所は、本当にビックリしました。映画見ただけでは気づかない所まで、しっかりと描かれていて…。
あと、やっぱり…昔から慣れ親しんでいる作品が多かったので、本物が見れてテンションが上がりました。
アニメ製作って、凄いですね…たった一秒のシーンの為に作られた絵が、あんなにもディティールにこだわって描かれているなんて、こんな展覧会で展示されない限り気づかなかったんだろうな……と、思いました。
色々ありましたけど、二時間半程並んで二時間半~三時間程、じっくり見て回ってやったので(多分、展覧会の客の中でも物凄い鈍足だったハズ)充分に元は取ってやった気分です。
この為だけに今日来たんですからね、自分の中で何か新しいものを吸収できる限り、心ゆくまで堪能してやろうと思ったのです。
今、足パンパンですけど凄い満足です。
誘った絵師の友人二人も満足だったみたいなので、良かったです。
さて……明日から二月ですか。
二月は、バレンタイン祭やりますよ。
何するのかというと、ただ単純にバレンタイン関係の小説をアップしまくる…という、そんな自己満足上等な感じの祭りです。
一人で勝手にやっておきます、それはもう満足するまで。
連作というわけではなく、ただバレンタインという行事だけが共通しているだけの作品軍になると思われます。
どんな設定で、どんなCPを書くかはまだ未定…自分が書きたいと思ったものから着手していきますので、多分、全部終わる頃にはバレンタイン当日を過ぎているに違いないと思います。
なので、二月の始めから終わりまでに期間を引き延ばして、悠々と書いてやるつもりでいますので宜しくです。
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