「誕生日おめでとう」
義妹の笑顔に、俺は苦笑を返す。
「フリオ、今日特別な日」
「ああ、ありがとうガイ」
両手に抱えた荷物の山から、顔を覗かせてそう言う幼馴染。
荷物持ちを任されたガイは、彼女に連れられて台所へと入っていった。
この歳になって、誕生日を祝われるのは流石にちょっと恥ずかしい。
子供の頃は自分が一つ歳を重ねる事を、とても楽しみにしていたのに。年齢が上がるにつれて、それは当り前の事になってしまったのだ。
「だが、めでたい事には変わらないだろう？」
「そうかな？」
言い渋る俺の頭を、レオンハルトの大きな手が撫でた。
子供扱いされている、相変わらずこの義兄は自分よりも大人なのだ。
それは、いつまで経っても変わらない。
だけど、そう……一つ歳を重ねると、彼に近づけるような気がしていたのだ。
俺を守り大切にしてくれる彼の様に、俺も彼の様になりたいとそう思っていたのだ。
それは今でも変わらない。
「なぁ、レオンハルト……俺は、まだ子供でいいのか？」
「お前は俺が見ても充分に大人だ、だから偶には子供らしくしておけ」
そう言って笑う彼は、少なくとも俺の事をまだ子供だと思ってくれているのだろう。
ゆっくりと流れる時間、台所からマリアとガイが料理をしている声がする。
「兄さん！兄さんばっかりフリオニールと遊んでないで、コッチも手伝ってよ」
「分かったよ、今行く」
そう言って腰を上げる義兄は、俺を見て笑った。
「待っててねフリオニール、今夜は凄いごちそうにするから」
笑顔でそう言うマリアは、本当に楽しそうだ。
「ありがとう、皆」
平和な世界の片隅で、こうして笑い合って過ごせる日々が愛おしい。
テーブルの上では、マリアが摘んできたのばらの花が揺れていた。
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FF２の２２周年記念だというのに、フリオの誕生日祝いになってしまいました。
まぁ……そんなに大きく外れてもいませんよね？ね？
しかし２２周年ですか……発売当初は、私まだ影も形もなかたったのですけれどもね…。
そんな私が彼と出会ったのも、全てはDFFのお陰なのですが。
続編の情報、どんどん出てますね！
ラグナさんが参戦決定しましたね！おめでとうございますなのですよ！！
いや、ほとんどFFシリーズプレイしてない人間ですので、８のこの方は気になっていたんです。
スコールのパパさんなのですよね、元軍人の現大統領だとか……。
で、公式HPでラグナのバトル映像見て来ましたよ（見てない方は早く見て下さい）。
アレ？……お父さん…若くない？
信じられない、アレが17歳の息子を持つ男ですか？同じ17の息子を持つジェクトと比べて、物凄い若いですよね？アレ、もしかして若いころのラグナさんなんですか？軍人現役時代のラグナさんなんですか？８プレイしてない人間には、そういう所分からないんですけれど、普通に皆さんがラグナと呼んでいる所を見ると、あの状態で彼はスコールのパパさんなんですね？そうなんですね？
スコール、君が彼の遺伝子を引き継いでいるのだとすると、君はきっと歳を取っても若々しくいられるよ。
それにしても、ラグナパパ可愛い！！
何でしょう？頼りになるアニキ的存在、とか書かれていましたけれど…バトルでの言動、とっても可愛い。
「ばくげきぃ～」とか、本気で可愛いと思ったんですけど。
っていうかEXで、『妖精さんが来た』……って、どういう事なんですか？
８に何かそういうのがあるんですよね？そうなんですよね…一体何があるんだ！？
武器のデザインとか、なんか戦隊モノに出て来そうな感じでしたね…少年の心を忘れていないのか、お父さん。
最後に勝利画面で飛び跳ねてるのとか……もう、スッゴクノリノリじゃないですか！
ある意味スコールよりも若いですよ、あのお父さん。
あと、ワールドマップが追加されるんですよね？
なんか、FF1のワールドマップと一緒らしいですけど。
ワールドマップという形でフィールド歩ける様になるのは良いと思います、前のですと世界には居るんだろうけど、どこで何がどう繋がってるのか意味不明でしたし。
……となると、ストーリーモードとかどうするんでしょう？イベントとか次の目的地とか、マップに指定されてて、それに向けて歩いて行くんですかね？
うん……飛空艇が欲しくなりそうです。
はぅぁああ……俄然、来年が楽しみになってきました。
……で、フリオのサード衣装はいつになれば見れるんですか？
GBAのヘソ出しは、いつになれば拝めるんですか！？（←いい加減に鬱陶しいですか…）
そして、２５６９からの追加キャラって出るんですか！？
来年一月を待て……って、そんなに焦らしてどうする気なの？ねぇ！ねぇ！！
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