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どうも、バリバリ原稿中だけどなんか気が付けば他の事したいとか思ってる管理人・葵です。

原稿の小説は『起承転結』で表すと、転と結の繋ぎくらいの部分に差し掛かりました。
基本、山無しオチ無し意味なし…になりそうなかんじですが、WOLフリです。
しかし、イベント近付けば近付く程に感じるのは、自分…本気で不備とか無いよな?っていう疑心暗鬼です。
これだけ頑張っているのに、実は何かの事故で申請できてなかったよ!みたいな事になったら、本気で悪夢とかそれ以外の何物でもないのです。
それにしても、ギリギリまで原稿してるけど、本当に間に合うのか自分?

ああ……怖い。


という事なのですが、同じ原稿にずっと向かい続けているのは結構ストレスです。
しかし、だからといって他の小説書くにしてもな…と思っていたんですが、そんな自分はふと、長らく忘れ去られているものを思い出しました。

お前、ブログで書く…って言ってた、召喚士パロどうしたよ?

確認しました、去年の12月しか書いてなかったって……。
どんだけ放置してるんだ?下手すれば、本気で一年前の話になてるぞ。
いや、書きたいシーンはあるんだ!でも、それを書くにはまだまだ先は長いからやる気がなかっただけ……なんて、どんな言いわけだ?
しかし、思いだしたら再び書きたくなってきた…いいじゃないか、ブログの小話だし!

という事で、続きでは久々に書きます「Yes my master !!」の続編。

前までの話なんて覚えてねえよ!みたいな貴方は、ブログ内検索に「Yes my master !!」と打てば、およそ十カ月は前の連載中の話が引っ掛かるハズです。

俺は、今自分の目の前に居る相手を眺めて、引き攣った笑顔を返す。
「私を呼び出して、何をさせるのかと思えば…使い魔になれ、だと?」
ビリビリと肌に感じる高い魔力、俺が対峙している相手は間違いなくその辺の低級魔ではなく、高位召喚で呼び出す事のできる存在に間違いない。
「仮にも六欲天の一角を治めるこの皇帝に、か?……面白い」
ニヤリと俺を見て笑う相手、面白いと言ってはいるが、その真意は測れない。

何故、こんな相手を呼び出してしまったんだ、俺は?


別に途中まではこれといって問題は無かったはずだ、そう、順調だった。
どんなに思い返してみても、俺が術に失敗した経緯が説明できない。
何か記号を書き間違えたか?それとも、詠唱の順番を間違えたのか、しかし、この失敗はどんな風に考えてもあり得ない失敗だ。

召喚魔法を使う時は、その契約が終了するまで術師は自分が作った魔法陣から出られないし、外界の人間もそこに侵入する事ができない。
この魔法陣の中は、契約の為の不可侵領域となるのだ。
それは自分の師匠であろうと、そして契約を結んでいる使い魔である影の精霊であろうと、入り込む事ができない空間。
そんな中に残された俺は、相手と対峙している。

流れる金髪に黄金の鎧、高貴な存在を示すかの様に身にまとった紫のマント。
化粧に縁どられた相手の目が、俺を見下ろしている。
「貴様の様な、未熟者の魔術師が良く言うものだな…本当に、私を呼び出した理由はそれか?」
「…………ああ」
基本的に、呼び出した召喚士は呼び出した相手との契約の最中は嘘をつけない。
契約に違法面があってはいけないからだ、嘘をつけないというのは相手も同じだ。
だが、それを差っ引いても今の自分が窮地に立たされているのは間違いない。

使い魔となる条件は様々だが、基本的に相手が自分よりも上位の存在であると、相手が認めた時にはその契約は間違いなく成功する。
もしそれが認められなければ、その時その術師がどうなるのか…考えるだけで、恐ろしい。
機嫌を損ねてしまったら、負ける。
俺は目の前の高位魔を見つめてそう思う。

「使い魔、か……条件によっては、考えてやらなくもない」
「えっ……」
思ってもみなかった返答だ、絶対に断られるだろうと思っていたのに。
そう思う俺の元へ、相手はふと近付く。
「私の働きの報酬に、貴様を喰わせろ」
「は、い…?」
今、この男は何と言った?
俺を食べる?

「何を?」
「私はタダで働く程暇ではない、だが、貴様はあまり魔力も高くないようだし、寿命を取るのは惜しい。
しかし貴様はおかしな魅力がある、美味そうな匂いがするものでな…その体を喰わしてくれるなら、考えてやらん事ではない」
「食べる…って、何を?」
痛くないのか?と尋ねると、相手はニヤリと笑って「それは安心しろ、痛くはしない」とそう答えた。
それならば、どうしようか…この男を味方につけられれば、確かにこれからは優位に進められると思うけれど。

「迷う事はないだろう、元々、私を呼び出したのは貴様だ」
グイッと俺の頬に手をかけると、耳元へと唇を寄せてそう言う相手。
確かに、呼び出したのは俺の方だ。

「俺と、契約してくれるのか?」
「そうこなくてはな。本当は私が支配してやりたいが…私を呼び出した以上、貴様がご主人様だ」
そう言うと、俺の頬から手を離し、その手で今度は俺の右手を取り、膝を折って俺の前へと座る。

「我が名はマティウス、六欲天の一角を統べる者。これよりお前を私の主とし、私の持てる全ての力をお前の為に使役しよう、生涯に渡って」
すっとシャドウの時と同じ様に、その右手へと彼の顔が落ちる。
キスされるのかとそう思った時、グイッと強い力で俺の腕が引っぱられバランスを崩した俺は、そのまま相手の胸の中へと倒れ込む。

「っんん!!」
俺の唇へと重ねられる柔らかな感触、人肌と違い少し温度の低いそれ。
ぎゅっと腕に込められた力、それから逃れようとするものの許される事はない。
長いキスを終えて、解放された俺は頬を染めて相手を見返す。
「これから楽しく過ごそうではないか、フリオニール」
ニヤリと微笑む相手。


「フリオニールから離れろ!この好色魔がぁああ!!」
そんな俺の新しい使い魔は、契約終了後、魔法陣が溶けた瞬間に俺のお供からの飛び蹴りを背中に受け。
その後、シャドウによって助け出された俺は、師匠が唱えたアルテマによってマティウスの記憶に残る断末魔を聞く事になった。


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

という事で、久々過ぎる召喚士パロ。
マティさんがフリオに報酬はお前の体だ、と言ってるのにその意味を理解していないフリオはそのまま頷いちゃった訳ですね、喰わせろという台詞から血とかの事を指すのかな?とか思ったんですね。
ですが、このお師匠様と最強ボディーガード(いつでもどこでもご主人の影ある所張り付いてる)が居るので、多分、なんだかんだで日々のセクハラは阻止されるハズ。

しかし、DFFと言いながら出てくるキャラがことごとくFF2の人達ばかりだ。
個人的には早くウォーリアさんを呼び出したい、あとスコールも。
でも、レオン兄さんをね…とっても登場させたいです。
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