どうも、タイトルが完全に事故ってるけど、それは変換ミスだと言い張ってみる管理人・葵です。
クリスマスに恋人よりもフリオ受けを求めていました、現実に帰って来いと言われそうな感じです。
脳内世界も自分の現実の一つなら、私達はいつでもリア充だ!!……と、現実逃避的な事を考えていたりもします、それを友人に言ったら激しく同意されました、少し嬉しかったです。
いいんですよ、今が楽しければ…私の日々は充実してます。
…しかし、体が萌えを欲しています、何かが色々と滾っているわけです、先日の友人の爆弾発言も大分効いてます。
とりあえず、作品を書いて発散させておこうと思います。
という事で以下に『Yea my master !! 』続編です。
「魔法って難しいですね」
基礎的な魔術書を読みつつも、自分の頭の中の許容範囲を何時超えるのだろうか…と心配になる程に複雑な内容を、必死になって理解しようと頭を働かせる。
「そうですか?剣の修行と一緒ですよ」
俺の師匠であるミンウさんは、そんな俺に笑ってそう答える。
「どこが一緒なんですか?体を動かすのと頭を働かせるのじゃ、大きな違いがありますよ」
「でも、どちらも辛い修行が必要になるのは同じです、それに耐えられるかどうかが問題なんです」
それは…確かにそうかもしれない。
しかし、元々剣士を志していた者が急に魔導士を志しても、そう簡単に上手くいくわけがないのも目に見えている。
頭よりも体を動かす方が、自分の性に合っていると思うだけに、より一層、魔術の習得なんて無理ではないかと思われるのだ。
「大丈夫です、どうやら君には、生まれながらに多少の魔力は備わっているようですし、魔法も最終的には慣れですから、使っていく内に体で覚えられるようになります」
「本当ですか?」
「ええ」
師匠の笑顔というのは、どうも人を安心させる力があるようだ。
白魔法を得意としているからだろうか?なんとなく、傍に居て人を落ち着かせる雰囲気があるのだ。
「今度、本格的に召喚魔法を試してみましょうか」
俺が基礎魔法を習得しつつあったのを見て、ミンウさんはそう言った。
「召喚魔法って…本当に魔物を召喚するんですか?」
自分の今の能力で、果たしてそんな事ができるのか否か…不安になる。
「君の使い魔になるような、能力の小さくて簡単なモノがいいですね」
「使い魔……」
それを聞いて思い出したのは、自分の影として生きているアイツ。
召喚士は多くの魔物と契約を結び、自分の使い魔を増やしていくものだ…とは聞くけれども、それって自分の仲間を裏切るような気がして、なんだか…ちょっと後ろめたい。
「大丈夫だって、俺は別に気にしないよ」
そんな俺の背中へと、ペタリと抱きついてくる別の影。
「シャドウ……」
「ご主人様の命令は絶対だもん、フリオニールの為なら何だって俺は受け入れるよ、それにどれだけ仲間が増えた所で、フリオニールは俺の事、大事にしてくれそうだし」
何しか自分の影だから、と彼は歯を見せて笑う。
「だから全然気にしなくてOK。あっ俺の事は心配しないで、俺はご主人様に一途だからさ、浮気なんて絶対しないし」
ギュッと俺に抱きつく影に、俺は少し安心し、少し呆れの混じった微笑みを返す。
「……相変わらず、仲がいいみたいですね」
そんな俺とシャドウを見て、ミンウさんが呆れたような声を上げる。
っていうか、あの…なんていうか、笑顔に多少威圧感があるんですけれど……。
「何だよいいだろ別に、主人と使い魔は仲が良くて当たり前なんだし」
ムッとしたように、シャドウはミンウさんにそう言い返す。
……なんだろうこの二人、俺の知らない所で喧嘩でもしたのかな?
「主人を敬うのであれば、もう少し態度を改めなさい」
「これくらいフレンドリーな方が親しみ易いに決まってるじゃん、ね?フリオニール?」
「えっ…えーと……」
頼むから、俺を間に挟まないでくれ……。
「あっ…えっと……そうだ!召喚魔法の練習、いつにします?」
なんとかこの二人のいがみ合いから離れる為に、話題を変えてみる。
「そうですね…準備もありますし、三日後にしましょうか?」
それまで、きちんと復習しておいて下さいね、といつもの笑顔で告げる師匠に俺は安堵し、「はい」と大きく頷いた。
この時、まだ俺は楽に考えていたのだ。
それが間違いだった。
しかし、誰が予想しただろう?
三日後の初めての召喚魔法が、奇跡的な大失敗になるなんて…。
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2のキャラしか出演してない召喚士パロ、そろそろウォーリアさんとか出演させたい頃合いです。
これで問題になっているのは、誰を召喚魔にして誰を普通の人間として出演させるか、その境界線を決める事です。
とりあえず、早く全部の設定を決めてしまいます。
次回はいよいよ、あの方が召喚されちゃいます。
以前に書いた話の書き直しになるんですけど、完全な別物として読んで欲しいです。
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