刀語は、四季崎記紀の作った完成系変体刀、(妖刀・村正の更に性質の良い奴って所でしょうか)を集める為に、奇策士のとがめと、刀を持たない剣士(ツッコミは不要)の鑢七花が日本全国を旅する話。
……と、単純に言えば、まあそんな感じになるようです。
西尾維新の作品だけあって、キャラがとてつもなく個性豊か。
…豊かすぎると言った方がいいのかもしれませんが、それが好きな人には堪らなく好きなんですね…私とか。
しかし、小説の時からもそうでしたけれど…コレ、一月に一本の割合で刀の収集に向かうので、その変体刀の所持者とは、大体は一期一会なんですね。
しかし、一度きりの出演の割には、結構良いキャラばかりなんですよ。
前回の銀閣に続き、今回の敦賀迷彩もかなり良いキャラしてましたね。
元山賊で、現・出雲三途神社の神主(巫女)。
お姉さん、格好良いです!!
私の好きなタイプですね、自分の信念とかそういうの大事にしてるタイプ。
男達から虐げられてきた女性の駆け込み寺のような神社、そこで働く女性達(黒巫女)を守る為に千刀・剣(字が変換できない)で武装している…って、そういう強い女性格好良いです。
お酒大好きで、一升瓶からぐびぐびいっちゃうというのも、なんていうかちょっと男勝りなかんじですね、なんていうか…姉御って感じですか?
「一緒に酒を飲まん相手とは、大事な話をしない事を主義にしている」とか「これで、私とアンタは友達だ」とか、そういう所は、どこか山賊の頃の流儀を引き摺っていそうです。
巫女なのに山賊だったから、過去に沢山人を殺してる…もう覚えて無いくらいだ、とか言っちゃう辺り彼女の過去も壮絶ですね。
小説では文字だけだった彼女の過去についても、アニメでは綺麗な映像でお送り下さって……しかも、若い頃の迷彩も格好いい美人さんですし!!
ああいう強い女性は、本当に好きです。
ラストで勝った後に、雨が降ってくるのも印象的でした……。
小説読んでる人間には、あの勝った瞬間にとがめが感じた葛藤があるんで、余計にうわぁあああ!
ってなるんですが、読んでなくとも充分に楽しめる内容ですね。
でも…確か滞在中にとがめが着ていたのは、普通の緋袴じゃなかったんだっけ?アニメでは普通の黒巫女の衣装でしたね。
あと、真庭忍軍の喰鮫の目は、あれ化粧してるとかじゃなくそのままの色だったんですね。
挿絵は白黒だったものだから、閉じた瞼の上にシャドウを塗ってるんだと思っていたのに…。
っていうか、喰鮫のキャラがなんだかちょっとBASARAの明智っぽく見えてしまった、殺傷沙汰大好きって…その辺は似てますけど、でも何でしょう…万を持して登場の割に、あっさりやられてしまうんでね。
まだしばらくは、真庭忍軍はやられ役ばっかりなんでね、前回も登場した瞬間に銀閣に一刀両断でしたし。
まあ、そういう彼等も好きですよ…っていうか、彼等は彼等で良いキャラしてるんでね…虫組トリオを早く見てみたい。
そんな真庭忍軍の虫組トリオが出てくるのが来月なんですが……。
小説で使った一度限りの禁じ手はアニメでは使わない…んですよね?
次回予告で、アレだけ錆と闘っていたんですから、アニメは小説では描かれなかったまさかの巌流島対決、するんですよね!?そうだと期待してますよ!!
日本最強・錆白兵との対決……楽しみです。
その日本最強の堕剣士の、中の人が緑川…まさか過ぎる。
なんか、前回も今回もちょっとずつ錆が出てるんですよね。
しかも、錆は銀髪ロン毛の色白美人なんですよね。
口癖が「拙者にときめいてもらうでござる」なんですよね……って、これだけ聞くとナルシストっぽいですが、そうではないですよ!普通に格好良いですよ!!
倒された相手が「カッコいい」と言い残してしまうくらい、ときめいてしまう相手です。
クールというか、何というか……佇まいの雰囲気だけなら、DFFのWOLにも引けを取らないブレないタイプです。
っていうか、WOLはあの錆の衣装が似合うと思うんです。
体格としては、錆は凄く華奢でWOLと比べるとスマートなんですけど、でもWOLがあの格好をする分には不可能ではない気がします。
にしても…緋色の和傘さして歩いている今回の錆が、本気で美人だったんですけど!
そのシーンを見つつ、「ああ、WOLにこんな格好させたら似合うんじゃないかな」…とか、そんな事考えてたんですけれど、中の人は緑川(くどい)。
今年一年、もう楽しみ過ぎるのです!!
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