仕事を終え、その場を立ち去ろうとした俺へ向けられる視線。
瞬時に混ざる殺気を感じ、地面を蹴って距離を取る。
自分の獲物であるバスターソードを取り出し、視線の主へ向ける。
「誰だ?」
暗闇へ向けてそう尋ねれば、闇の向こうから闇には似つかわしくない男が現れた。
白い肌に端整な顔立ち、青と銀を基調にした衣服。
片手には、愛用なのだろう片手剣。
銀髪はどこか自分の想い人を連想さえるものの、人によってこんなにも印象が変わるものか…と思った。
冷たい青い瞳が、俺を真っ直ぐに見つめる。
「アンタは?」
そんな事を尋ねても無駄なんだろう、事は分かっている。
いや、無駄なんじゃない、聞かなくても分かっている。
相手の放つ雰囲気は、間違いなく同業者のソレだ。
そして、同業者が誰かに殺気を向ける時というのは、仕事の時以外にあり得ない。
「私は殺し屋依頼人は秩序、十四の十字を身に纏い、これより使命を実行する」
自分へ向けられる死刑宣告、相手は静かに剣を構える。
それを受け、俺はただ冷静にこの場をどう切り抜けるかを思案し始める。
目の前の処刑人から、どうすれば逃げ切れるだろうか?
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という、シーンを受信しましたが…どこでどう使うんだコレ?という事で、とりあえず上げてみます。
殺し屋パロは、以前からずーっと考えてるんですけどね…なんだか踏みきれていないのが現状です。
因みに最後のWOLの台詞は、西尾維新の小説に出てくる殺し屋の台詞です。
最新巻を読んだ時に、この台詞はWOLに言わせたらきっと格好良いに違いない!!とか思ったのが、コレを受信したキッカケですね。
本家のキャラはテンション高く言ってますが、WOLなら静かに宣言しそうです。
言わずもがなですが…クラウドの想い人は、当たり前の様にフリオなんですよ。