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どうも、移動時間が1日3時間強の管理人・葵です。

駅まで自転車で20分強、そこから電車で1時間、バスで15分という通学時間ですよ。
これを往復する…となると、結構ねぇ…疲れるんですよ、特に自転車が。
高校時代から通学は片道一時間かかってましたけれども、流石にここにプラスして30分はキツイですね。
暇潰しアイテムが肌身離せぬ状況です、こういう時間に何かしないと、とてつもなく一日を損している気がするんですよね。

しかし、通勤・通学電車にも良い所があるわけでして…。
沢山の人とすれ違うのでね、そこからネタが生まれてくる時があるんですよ。

以前からちょいちょいやってますけれども、駅員さんとか運転手さんとかのパロ元は、勿論私の移動時間中の出来事なわけなのです。
ここ1週間だけでも、結構ネタが集まりまして…どれから手をつけるか迷っていますが。
いや…世の中には面白いお方がたくさんいます。
萌えな方もたくさんいますね。

微妙にプライバシーとか大丈夫か?とか頭を過ったのですが。
よくよく考えれば、どこの誰かが分かる様な話は書いてないし、実話を元にした創作なので大丈夫ですよね?


という事で、先日出会った男子学生君達から生まれたネタです。
DFFでティーダ→フリオ+α ……みたいなノリで。
では、続きからどうぞ。


部活帰り、先輩達と電車に揺られつつ地元へ向けて帰る俺達。
今日の練習試合が勝った為か、皆少しテンションが高い。
まあ、オレだって勿論嬉しいんだけどさ。


だけど……ね。


部員達から少し離れた場所で、携帯を開く。
新着メールは無し。
鳴らない機械を恨めしく思い、仕方なくデータフォルダを開く。


「どうしたんだよティーダ、浮かない顔して」
「うおっ!バッツ先輩!!」
急にオレの横から現れた先輩に驚き、隣の人にぶつかる。
「すいません」と女性に謝り、先輩の方を見ると、オレをニヤニヤと笑いながら見る彼。
どうしたのか?と思っていたら、先輩がオレの携帯を取り上げているのに気づいた。

「ちょっ!先輩、何してるんッスか!!」
「いやいや、ちょっと面白いものが見えちゃってさ……コレ、何?」
そう言って先輩がオレに差し出した携帯の画面には、オレが開きかけていた写メのデータが映っていて…。

「ちょっ!!先輩、それ返して下さいよ!」
「何でだよ?別に変な画像でも何でもないだろ?」
そう言いつつも、オレをニヤニヤとした笑顔で見返す先輩。

「そんな慌てる事ないだろ?で、何でフリオニールの写メなんてお前持ってるワケ?」
オレの携帯をひらひらと振りながら、先輩はオレにそう尋ねる。

フリオニール先輩は、バッツ先輩と同じクラスだ。
っていうか、この先輩を通じて知り合ったわけだし、結構オレ達が仲良くしてるのだってこの先輩は知ってるハズじゃないか。

「別に、いっ、いいじゃないッスか」
「いやさ、俺は悪いとは言ってないけど…でも、このフリオ結構キレイに撮れてるよな?…どうやって撮ったんだよ?」
「あっ……いや、その…」
そう尋ねられて、思わず返答に詰まる。


そこに映ってる先輩の写メというのは、授業中の先輩の横顔であって…。
普通に考えると、後輩であるオレがそんな写真なんて撮れるハズがないのだ。


「く…クラウド先輩から貰ったッス」
苦しい言いわけに聞こえるかもしれないが、事実だ。
実際に、バッツ先輩のクラスメイトであるクラウド先輩に頼んで、撮って来てもらった写真なのだ。
バッツ先輩ではなくクラウド先輩に頼んだ理由は…彼の方が、口が堅いからである。

「あっ、そう…じゃあ何で残してたんだよ?」
オレの返答を簡単に肯定すると、バッツ先輩は次いでそう尋ねる。
「それは…その……何だっていいじゃないッスか!!何となくッスよ何となく」
「フーン…さては、フリオ先輩といつも一緒に居たいとか、そういうのじゃないの?」
ズバリ言い当てられて、オレの心の中に動揺が走る。


「……と、あっ!お前結構、フリオの写メ撮ってるじゃん」
「って!!何勝手に人の携帯見てるんッスか!!」
フォルダ内の写メを勝手に見られて、オレの額には冷たい汗が流れる。
先輩のニヤニヤ笑いが深まるにつれて、羞恥で死にそうになる。

「へぇ…お前がフリオを好きだなんてね、まぁ結構お似合いだと思うけどさ」
オレに携帯を返しつつ、先輩は嬉しいけれど今は酷く迷惑な言葉をかけてくれる。
「そういうんじゃないッスから!本当、ただ偶然なんッス!!」
「ふーん?でも、その割にはちょっと写メ多すぎるだろ?……あっ!もしかしてお前が今日元気ないの、フリオニールが応援来なかったからか?」
「!!なっ!…そ、そんなわけ、ないじゃないッスか!!」
しかし、この絵に描いた様な動揺では、バッツ先輩は全く信じてはくれないだろう。


むしろ、ニヤリとした笑顔を更に深めてオレを見る。


「そうだ!そんな先輩大好きなティーダ君の為に、俺も愛しのフリオ先輩の写メあげようじゃないか」
「いらないッス!!」
そう言うものの、先輩は自分の携帯を取り出すとカチカチと何か操作し始める。

「ほらコレ、修学旅行の時の写メなんだけどさ」


そう言って先輩がオレに見せてくれた写メは、顔を真っ赤に染めたフリオ先輩の半裸の写真…。


「…………先輩、何でこんな写メ持ってるんッスか?」
「うん?いや、部屋でふざけた時の写メだよ、それ見せるとフリオ今でも慌てるんだよなぁ」
弱みと思い出として残してた、とバッツ先輩は悪びれずにそう言う。

「どうよ?夜のお供に?」
人の悪い笑みでそう言う先輩に、オレの顔に熱が集中するのが分かる。
「いらないッス!!」
即答でそう言うものの、先輩は人の悪い笑みのまま「よし、じゃあ送っちゃうぞ」と勝手に携帯を操作してオレへとメールを送る。


「いやぁ…まさか、こんな形で役に立つとはね」
「全然役に立ってないッスよ先輩!!」
そうやって否定するものの、先輩から送られてきた写メを見て、一人で赤面。

バッツ先輩から送られてきた写メは2枚。
一枚は最初に見せて貰った写メ、もう一枚は更に程度の酷くなっているフリオ先輩の写メ。


何の程度かって……そりゃ、服の剥け方の。


「大事にしろよ」
「そんなんじゃないんッスよ!」
そう言った瞬間に、オレの携帯が振動する。
急いで画面を見れば、表示されているのは噂の人物の名前で……。
先輩のからかいも一瞬忘れ、胸が高鳴る。

「へぇ…愛しの先輩からラブコールだぜ」
「バッツ先輩!!」
全く、この人の所為で台無しだ……。

写メは……言葉に反して永久保存されそうだけど…。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
という事で、ティーダ→フリオ+α でした。
ティーダがぶつかった女性の位置に居たのが、私です。

本当はアイドルの画像だったんですけどね…ええ、なんか48がつく人達の中の一員の。
後輩君の慌てっぷりと、先輩のイジリ方がちょっと可愛かったですよ。
あと、後輩君の話方もティーダを彷彿と思い起こさせたものですから……。

しかし、これ隣で聞いてた私は笑い堪えるのに必死でした、多分ニヤけていたに違いないと思います。
……怪しい人物なんて、分かっています。

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